『さようなら〜!』
挨拶を終えて、俺は家に帰っている。
そこに、幼稚園からの幼なじみの「鈴」が走ってきた。
「祐也〜!!」
「...ん??どうした鈴」
「はぁ、はぁ。どうしたじゃないよぉ〜!一緒に帰ろって言ったじゃん!!」
あ、そんなこと言ってたな。
「せっかくぼっちのところに誘ってあげたのに〜」
「うるせっ」
鈴は他のみんなと帰らないのか?
鈴は俺と違ってザ人気者だし、友達ぐらいたくさんいると思うんだが...
「なぁ鈴。なんでいつも俺と帰るんだ??友達もたくさんいるだろうに」
そんなことを聞いたら、鈴が驚きながら顔を真っ赤にしていき...
「え!?私!?え、え〜とね。えーとね!」
そして、決意したかのように。
「私っ!!祐也のことが好きだから!!」
...え?マジかよ。人生で初めて告られた。
「そ、それはぁ...告白なのか??」
ヤバイ!!流石に失礼だったか??
「そうだよ!!それ以外何があるの!!で、付き合ってくれるの??くれないの??」
う、いきなりそんな詰め寄られても...
「か、考えさせてくれ...」
「わっわかた!!」
日本語が少しおかしくなっているのには触れないでおこう。
俺は告白にOKしても良いのだけど...いざとなったら覚悟が!!それにこのド隠キャ俺と付き合ったらクラスの奴に何されるかわからん。もう少しどうするか考えないと...
そんなことを考えてるうちに、帰り道に唯一ある交差点についた。
そこにボールをもった4歳ぐらいの女の子とその母親らしき人がきた。
「...可愛いね」
鈴がいきなり耳元で囁いてくるもんだから鳥肌がすごい。
「ふふっくすぐったかった??」
「ったく急に囁いてくるんじゃ...」
「あっゆい!!危ない!!」
そんな会話をしてるときに、隣の母親が叫んだ。
見ると、さっきの女の子が道路に!?そこにトラックが!!
「ちょっ祐也!!」
考えるよりも先に、身体が動いた。
なわけ、と思うかもしれないが本当だ。
トラックにぶつかる寸前の女の子を突き飛ばした。
これで女の子は大丈夫だろう...が俺はちとまずいな...
死際で限界まで引き伸ばされた時間で考える。
ごめん鈴。返事返せそうにないわ...
まぁでもこんな死に方なら文句はない...かな。
ドンッ!!と、鈍い音と共に急ブレーキの甲高い音が鳴る。
「祐也!!ねぇ...死なないでよ!!...どっちなのよ...」
「きゅ、救急車を!!祐也さんですか!?気を確かに!!」
おいおい。お前は俺の助けた女の子を先に気にかけてやれよ...
だんだん...気が遠くなってきた...しかし短い人生だったたなぁ...
ん?あれ、生きてる?俺死んだはずじゃ...
恐る恐る目を開けると...ん?なんか俺椅子に座ってる。
「にしても、かっこいい死に方をしたもんだなぁ君」
目の前の椅子に座った謎の銀髪の女性が話しかけてきた。
「どなたでしょうか」
「ん?あぁ君たちは知らないのか。私は女神レイン」
「女神!?れ、レインさん。ここは...」
「ここは天界。そして君には異世界に行く権利がある」
権利??ってか異世界って言ったか!?行きたい!!
「権利...というと?」
ここは冷静にっと。
「簡単なことだ、君には適性がある。それに何かしら恩恵も与えられるぞ??」
「じゃ、じゃあ!!何かチート能力をください!!」
「わかったわかった。そのつもりだ。転生させるから今の体はなくなる。それは許してくれ」
「はい!!もちろんですとも!!」
やったぁ〜夢の異世界でチート生活!!ハーレムとか出来たりして...
「ちなみに、教会とかで祈れば私と会うことができるぞ。じゃあ行ってらっしゃい!」
女神様に見送られ...
「おぎゃあおぎゃあ!!」
「あなた!!私たちの子よ...」
「おお!!」
俺は赤ん坊として転生した。
それから数年後...
「父さん!!今日こそ魔法を教えてよ!!」
5歳になった俺「リド」は、父のバーカイトに魔法を教えてもらおうとしていた。
「おっ良いぞぉリド!やるか!!」
俺のチート能力をやっと確かめられる!!
「程々にしなさ〜い」
母のマヤがそんな静止をかける。
いやぁ〜ここまで5年!!俺のチートはどんなもんかな〜。
「良いか?とりあえず初級魔法だ。魔法はイメージだ。イメージの仕方や魔力の流し方でも威力は変わるぞ」
「わかった!!」
「まずは手本だ。火を起こすんだ、こんなふうにな」
そう言って父さんが手の上で火を起こして...それを前方に放った。
かっこいい!!あれが魔法!!よし、俺も...
「あれ??あれれ??火が出ないよ??」
「まあ最初だからな。練習あるのみだ!!じゃあ父さんの力の破片を見せてやろうか!!」
そう言って父さんが転移魔法のようなもので荒野に連れて行ってくれた。
「良いか?よく見とけよ?ふぅ...ハッ!!」
父さんの手から青い光線のようなものが放たれ...山が一つ爆発した。
「何やってんのよ。も〜」
「マヤ、お前の魔法も見せてやれよ」
「しょうがないわねぇ」
母さんは無言で手を前に突き出すと...水の竜巻のようなレーザーを放った。
放った先の山に穴が空きました。
まさかだけど...俺が授かったチートって...
父さんと母さんかよ!!
挨拶を終えて、俺は家に帰っている。
そこに、幼稚園からの幼なじみの「鈴」が走ってきた。
「祐也〜!!」
「...ん??どうした鈴」
「はぁ、はぁ。どうしたじゃないよぉ〜!一緒に帰ろって言ったじゃん!!」
あ、そんなこと言ってたな。
「せっかくぼっちのところに誘ってあげたのに〜」
「うるせっ」
鈴は他のみんなと帰らないのか?
鈴は俺と違ってザ人気者だし、友達ぐらいたくさんいると思うんだが...
「なぁ鈴。なんでいつも俺と帰るんだ??友達もたくさんいるだろうに」
そんなことを聞いたら、鈴が驚きながら顔を真っ赤にしていき...
「え!?私!?え、え〜とね。えーとね!」
そして、決意したかのように。
「私っ!!祐也のことが好きだから!!」
...え?マジかよ。人生で初めて告られた。
「そ、それはぁ...告白なのか??」
ヤバイ!!流石に失礼だったか??
「そうだよ!!それ以外何があるの!!で、付き合ってくれるの??くれないの??」
う、いきなりそんな詰め寄られても...
「か、考えさせてくれ...」
「わっわかた!!」
日本語が少しおかしくなっているのには触れないでおこう。
俺は告白にOKしても良いのだけど...いざとなったら覚悟が!!それにこのド隠キャ俺と付き合ったらクラスの奴に何されるかわからん。もう少しどうするか考えないと...
そんなことを考えてるうちに、帰り道に唯一ある交差点についた。
そこにボールをもった4歳ぐらいの女の子とその母親らしき人がきた。
「...可愛いね」
鈴がいきなり耳元で囁いてくるもんだから鳥肌がすごい。
「ふふっくすぐったかった??」
「ったく急に囁いてくるんじゃ...」
「あっゆい!!危ない!!」
そんな会話をしてるときに、隣の母親が叫んだ。
見ると、さっきの女の子が道路に!?そこにトラックが!!
「ちょっ祐也!!」
考えるよりも先に、身体が動いた。
なわけ、と思うかもしれないが本当だ。
トラックにぶつかる寸前の女の子を突き飛ばした。
これで女の子は大丈夫だろう...が俺はちとまずいな...
死際で限界まで引き伸ばされた時間で考える。
ごめん鈴。返事返せそうにないわ...
まぁでもこんな死に方なら文句はない...かな。
ドンッ!!と、鈍い音と共に急ブレーキの甲高い音が鳴る。
「祐也!!ねぇ...死なないでよ!!...どっちなのよ...」
「きゅ、救急車を!!祐也さんですか!?気を確かに!!」
おいおい。お前は俺の助けた女の子を先に気にかけてやれよ...
だんだん...気が遠くなってきた...しかし短い人生だったたなぁ...
ん?あれ、生きてる?俺死んだはずじゃ...
恐る恐る目を開けると...ん?なんか俺椅子に座ってる。
「にしても、かっこいい死に方をしたもんだなぁ君」
目の前の椅子に座った謎の銀髪の女性が話しかけてきた。
「どなたでしょうか」
「ん?あぁ君たちは知らないのか。私は女神レイン」
「女神!?れ、レインさん。ここは...」
「ここは天界。そして君には異世界に行く権利がある」
権利??ってか異世界って言ったか!?行きたい!!
「権利...というと?」
ここは冷静にっと。
「簡単なことだ、君には適性がある。それに何かしら恩恵も与えられるぞ??」
「じゃ、じゃあ!!何かチート能力をください!!」
「わかったわかった。そのつもりだ。転生させるから今の体はなくなる。それは許してくれ」
「はい!!もちろんですとも!!」
やったぁ〜夢の異世界でチート生活!!ハーレムとか出来たりして...
「ちなみに、教会とかで祈れば私と会うことができるぞ。じゃあ行ってらっしゃい!」
女神様に見送られ...
「おぎゃあおぎゃあ!!」
「あなた!!私たちの子よ...」
「おお!!」
俺は赤ん坊として転生した。
それから数年後...
「父さん!!今日こそ魔法を教えてよ!!」
5歳になった俺「リド」は、父のバーカイトに魔法を教えてもらおうとしていた。
「おっ良いぞぉリド!やるか!!」
俺のチート能力をやっと確かめられる!!
「程々にしなさ〜い」
母のマヤがそんな静止をかける。
いやぁ〜ここまで5年!!俺のチートはどんなもんかな〜。
「良いか?とりあえず初級魔法だ。魔法はイメージだ。イメージの仕方や魔力の流し方でも威力は変わるぞ」
「わかった!!」
「まずは手本だ。火を起こすんだ、こんなふうにな」
そう言って父さんが手の上で火を起こして...それを前方に放った。
かっこいい!!あれが魔法!!よし、俺も...
「あれ??あれれ??火が出ないよ??」
「まあ最初だからな。練習あるのみだ!!じゃあ父さんの力の破片を見せてやろうか!!」
そう言って父さんが転移魔法のようなもので荒野に連れて行ってくれた。
「良いか?よく見とけよ?ふぅ...ハッ!!」
父さんの手から青い光線のようなものが放たれ...山が一つ爆発した。
「何やってんのよ。も〜」
「マヤ、お前の魔法も見せてやれよ」
「しょうがないわねぇ」
母さんは無言で手を前に突き出すと...水の竜巻のようなレーザーを放った。
放った先の山に穴が空きました。
まさかだけど...俺が授かったチートって...
父さんと母さんかよ!!